2025/10/15 14:11

春〜秋にかけて活動が活発になるマダニ。
そのマダニが媒介する**「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」**という感染症をご存じでしょうか?
実は、SFTSは犬だけでなく人にも感染することがあるウイルス感染症です。
🧬 SFTSとは
SFTSはマダニに刺されることで感染するウイルス性の病気で、
発熱・倦怠感・嘔吐・下痢などの症状が現れます。
人の場合、重症化すると命に関わることもあり、
特に高齢者や免疫力の低い方は注意が必要です。
🐶 犬が感染した場合
犬では、
元気がなくなる
食欲が落ちる
高熱が出る
などの症状が見られることがあります。
感染した犬の唾液や体液に触れることで、
飼い主に感染したケースも報告されています。
🛡️ 予防がいちばん大切
SFTSを防ぐためには、マダニに刺されないことが第一です。
そのためにできることは、次の3つ。
✅ 毎月のマダニ予防薬を続ける
✅ 草むらや山道での散歩を控える
✅ 散歩後は体をしっかりチェックする
🧴 飼い主さん自身の対策も忘れずに
散歩やキャンプなどの外出時は、
長袖・長ズボンの着用
虫よけスプレーの使用
を心がけましょう。
また、愛犬の体にマダニを見つけたときは、
素手で触らず、ピンセットなどで取ろうとせずに動物病院へ!
🐾 まとめ
SFTSはまだまだ知られていない感染症ですが、
正しい知識と予防でしっかり防ぐことができます。
愛犬と自分自身、どちらも守るために、
毎日の散歩後チェックと月1回の予防を習慣にしましょう✨