2025/09/02 18:40

9月は防災月間。9月1日は「防災の日」。地震や台風、大雨など、いつ起きてもおかしくない日本では、愛犬の備えも“今日”から始めるのが正解です。いざという時、**迷わず持ち出せる“犬用避難バッグ”**を用意しておきましょう。


まずは結論:これだけは必ず入れる10点

  1. フード(3〜7日分・小分け)

  2. (1日あたり体重×50〜60ml目安 × 3〜7日分)

  3. 常備薬・サプリ(処方内容メモ付き)

  4. 予備の首輪・ハーネス・リード(迷子札つき)

  5. 排せつ用品(うんち袋、ペットシーツ、多め)

  6. タオル・ブランケット(安心できる匂いのものを1枚)

  7. 折りたたみボウル(食器2つでもOK)

  8. クレート or ソフトケージ(避難所での“安心スペース”)

  9. 身元がわかる書類(ワクチン証明、狂犬病注射済票、マイクロチップ番号、顔写真)

  10. ウェットティッシュ/消毒できるもの(ノンアルコール推奨)

迷子対策は「二重化」がカギ:迷子札+マイクロチップ+首輪に連絡先直書きまでやっておくと安心。


体重別:ざっくり必要量の目安

  • 〜5kg:水 300ml/日、フード 60〜90g/日

  • 5〜10kg:水 500〜600ml/日、フード 90〜150g/日

  • 10〜20kg:水 1〜1.2L/日、フード 150〜300g/日
    ※普段食べている銘柄で小分けパックに。急なフード変更は下痢の原因になります。


プロがやってる“小ワザ”

  • ジップ袋×日数分に「朝」「夜」と書いて詰める → 取り出しミス防止

  • 予備リードは“伸縮しない”タイプ → 人混み・避難所で安全

  • 匂い付きタオル(自宅の匂い)→ ストレス軽減

  • 書類はスマホにも保存(PDF/写真)+紙の控えを防水袋へ

  • 写真は全身・顔の2枚(迷子ポスターやSNS拡散に即使用可)


医療・衛生キット(小さなポーチでOK)

  • ガーゼ、包帯、テープ、消毒液、綿棒

  • 体温計(犬用)

  • 爪切り/止血パウダー(あると安心)

  • **持病がある子は“投薬スケジュール表”**を同封


避難所での“マナー準備”

  • トイレの場所を固定(シーツ+ビニールで一角を作る)

  • 吠え対策:コングや咀嚼おもちゃ、長持ちおやつで気をそらす

  • ケージ慣れ:平常時から**1日10分の“クレート練習”**を


家の中の“すぐやるリスト”

  • 迷子札の電話番号・苗字を最新に

  • 首輪は指2本が入る緩さに調整

  • 家族で持ち出し場所を統一(玄関脇など)

  • 月1回の点検日をカレンダーに登録(フード賞味期限チェック)


チェックリスト(コピー用)

  • ☐ フード(___日分) ☐ 水(___L)

  • ☐ 薬/サプリ ☐ 予備首輪・ハーネス・リード

  • ☐ 迷子札(連絡先) ☐ 書類一式・写真

  • ☐ ペットシーツ(___枚)・うんち袋(___枚)

  • ☐ タオル/ブランケット ☐ 折りたたみボウル

  • ☐ ウェットティッシュ/消毒

  • ☐ クレート/ソフトケージ

  • ☐ 医療キット

  • ☐ おもちゃ/長持ちおやつ


まとめ

準備しておいて良かった」は、準備した人だけが言える言葉。今日15分だけ時間を作って、まずは**“最低10点”**から始めましょう。あなたと愛犬の“いつも通り”を守るために。